断酒をするんだと決意してから、何度も失敗しているやまのてです。
どんなに対策をしていても、酒は隙間から入って来ます。
そして、飲んでしまったらそこからは対策が用をなさないケースが多い。
お酒というのは本当に恐ろしいと思います。
でも、できることはあると思っていて、この記事ではシラフの時にできる対策を段階ごとに紹介していきたいと思います。
環境づくり
まずは環境づくりです。
自分が飲まないでいられる環境を整えましょう。
例えば「家にお酒を置かない」とか「家族にお酒を買ってこないように頼む」とかですね。
炭酸水やノンアルコールビールを大量に常備しておくのも環境構築の1つと言えそうです。
ここでお酒が入り込む隙があると、なかなか断酒は難しいと思います。
お酒の広告なども見れないようにテレビを捨てるなどもとても有効だと思います。
あとは逆に、暇を持て余さないように娯楽を用意しておくことも環境構築の手段の1つです。
酒をなくし、暇をなくす環境を作ろう
習慣づくり
環境が作れたら、習慣もテコ入れしていきましょう
ここでは「いつもどんな時に飲んでしまうか」を考え、その原因を外に持ち出して対策を立てて行くのがよいでしょう。
例えば私の場合、「夜すべての家事が終わってホッとすると飲みたくなる」性質がありましたので、生活を朝型に切り替えました。
このようにお酒を飲んでしまうことを「夜のせい」にして、それを解消する具体的な対策を取ることが大切です。
そして、何よりもその飲まない習慣を、ちゃんと習慣化してあげるということが重要です。
そのためにも「飲んでいた時間」を「別の楽しい時間」に変えてあげられるような工夫が必要でしょう。
私の場合はそれが朝活でした。
習慣づくりにも、環境づくりが役立ちます。
ぜひ作りたい習慣がわかったら、極力環境の方も整えてあげるようにしてあげてください。
(例:寒い朝も朝活しやすいように足元にヒーターを購入する、等)
習慣を変えて「飲んでいた時間」を「楽しい時間」に変えよう
もしものお守り
環境を構築し、飲まない習慣ができても、ふとした時に飲みたくなるのがお酒です。
お酒というのはそれくらいどこからでも忍び寄ってきます。
そこで、もしも飲みたくなったらどうするかを考えておきましょう。
私の場合は
- 水を飲む
- 何か食べる
- コンビニに酒を買いに行ってもまずは炭酸水とスナック菓子やカップラーメンを買う
などを心がけています。
このお守りはたくさんあればたくさんあるほど選択肢が増えて、その時のコンディションにしっくり来るものが選べるはずです。
例えば「シャワーを浴びる」「歯を磨く」「布団に入ってしまう」「ストレッチをする」なども良さそうですね。
個人的に、頭を使うものはあまり機能しない(やろうと思わない)ので、ダラダラSNSをやるとか、日記を書くとか、そういうかったるくてもできるものが有効だと感じています。
とはいえ、この段階まで来てしまうとやっぱりうまく行かない日が多い印象があります。
このお守りは「まぁ効けばラッキー♪」くらいに思っておくのがよいかもしれません。
お守りをたくさん用意しておく
飲むときのマイルール
さて、ここまで対策をしても飲んじゃうもんです。
ということで、これもあまり機能しない可能性はありますが、ダメ元で「飲むときのルール」を作りましょう。
私の場合は下のようなルールを作っていますが、これのお陰で翌日のダメージは結構抑えられていると思っています。
飲み始めちゃったら歯止めは効かないので、どうにか被害を最小限に抑えるための方策をメモしておきましょう。
書いておくと飲み始めに改めて確認ができるので、被害を減らせる可能性が高まります。
飲酒時のマイルール(やまのての場合)
- 蒸留酒は飲まない
- 買うのはは1度に2本まで
- スナック菓子も一緒に買って食べながら飲む
- 一缶空けたら、そこに水を入れて、一本分一気飲みする
- 寝る前にもう一度一缶分水を飲む
ダメ元でもいいからルールを書き留めておく
飲んじゃったあとのフォロー
飲んじゃったもんは仕方ありませんので、自分を責めるのはやめましょう。
とりあえず二日酔いでしんどいのであれば、ゆっくり休みましょう。
頭が痛いなら頭痛薬を飲んでもオッケーです。
とにかく不快な症状を少しでも早く回復できるように自分に優しくしてあげてください。
反省もいりません。
お酒の依存作用が悪いので、飲んでしまうのは不可抗力なのです。
交通事故にあったと思って、自分をいたわってあげてください。
でも、もしもなにか環境や習慣を変えることで断酒に繋がりそうな気づきがあったのであれば、それ生活に反映しましょう。
飲酒は事故。反省は不要。気づいたことは生活に反映。
まとめ
断酒を決意してからもう3年が経ちますが、まだまだ飲んでしまう日があります。
一応環境を整えて、習慣もある程度定着しても、お酒は本当にちょっとした隙間から入ってきます。
普通に生活している限り、この隙間を完全になくすというのはとても難しくて、だからこそ酒がやってきても興味を持たないくらいに底付きすることが重要なのでしょう。
文字通り、断酒は命がけと言えそうです。
というくらいにお酒というのは恐ろしい力を持っているので、飲んでしまっても仕方ありません。
反省してもつらくなるだけですし、自分一人がどんなに反省してもお酒は依然としてコンビニに行けば安価に買えてしまいます。
なので反省はせず、とにかく気づいたことを環境レベル、習慣レベル、ルール、フォローに役立てることができればオッケー♪くらいに考えてやっていきましょう。
と自分にいい聞かせて、今日も1日断酒を積み重ねたいと思います!
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