ツイッターでおなじみの筋肉社長Testosteroneさんの著作である『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』(Testosterone、久保 孝史、文響社)を読みました。
筋トレがどれくらい人生にいい影響を与えるかを、研究成果とあわせて紹介している本です。
これを読むと、とても筋トレがしたくなるので、これまで筋トレに興味のなかった方にとてもおすすめです。
もちろん、筋トレをすでにしている人や、これから始めようかと思っている人にはとても便利なモチベーションアップアイテムになると思います。
要約
内容はこんな感じ
『超 筋トレが最強のソリューションである』目次から引用
- 筋トレによってメンタルヘルスは向上する
- 筋トレは加齢による運動機能の低下や疾病を予防する
- 正しい筋トレによって異性が理想とするカラダを作ることができる
- 世界のハイパフォーマーは必ずと言っていいほど筋トレしている
- 筋トレ+有酸素が最強のダイエット法である
- 筋トレをしている人の方が死亡リスクが低い
- 筋トレは柔軟性を向上させ、怪我を予防する
- 筋トレは「人は変われる」ということを教えてくれる
※いずれもTestosteroneさんと研究者の久保孝史さんの開設箇所
また、本書には筋トレで人生が変わった人たちを紹介するマンガ収録されています。
それを読むだけでもモチベーションが起動されます。
筋トレで気持ちも上がる
目次だけ見てもすでに気持ちが上がってきますね。
たかが筋トレで…と思う方もいるかも知れませんが、筋トレをしているとやはり体つきも変わって楽しいものです。
また、やってる間は嫌なことも気になりませんし、終わったあとは達成感があります。
「筋トレと心の様相は関連している」という研究もあるようです。
──筋トレをしている人は基本的に自信満々で、ポジティブな人が多い印象です。 筋トレを行っていると自分に対する評価が高くなる、という研究があります。Velezら(2010)は 16 歳前後の男女 28 名を対象とした調査を行いました。その研究では、男女を筋トレをする群とそうでない群に分け、筋トレをする群では 12 週間、週に3回の筋トレ(ベンチプレスやスクワットなどを 10 ─ 15 回、2─3セット)を実施しました。その結果、筋トレをした群は 筋力が向上しただけでなく、自分自身と自分の体に対する自己評価がトレーニングをする前と比べて有意に向上した
『超 筋トレが最強のソリューションである』kindle版 位置: 1,034
あの人も筋トレをしている
本書の中では、著名人のトレーニング状況も紹介されていました。
これもモチベーションアップに繋がりそうなので、抜粋して紹介いたします。
バラク・オバマ前米国大統領
週6回、朝7時から 45 分間
筋トレと有酸素運動を組み合わせたワークアウト
激務の合間を縫ってバスケットボールを楽しんでいる
Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグ
週に3回、朝一番のランニングを欠かさない
アップルのティム・クックCEO
3時 45 分に起床し、4時 30 分までにメールを処理し、5時にはジムにいるという超朝型生活習慣
3人共生活に運動を組み込んでいる感じが伝わってきます。
まとめ:まずは無料でお試しを
筋トレの効果は実に様々で、基本的にはポジティブな影響を与えるというのがほとんどの研究成果から言えることだそうです。
もちろん、無理のし過ぎや間違ったトレーニングはカラダに悪影響を及ぼしますが、痛みを感じない負荷で全可動域を使うということを心がけてあげるだけでも様々な効果が得られるとも、本書には書かれていました。
いきなりジムに行くのは抵抗があるかたもいるでしょう。
お金もかかりますしね。
筋トレは重量だけあればいいので、自分の体重を使ってトレーニングをすることも可能です。
ぜひまずは手始めに無料で自重トレーニングから初めて見るのも良いかもしれません。
おすすめ書籍:『プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』(ポール・ウエイド、CCCメディアハウス)
自重トレーニングと言えば、プリズナートレーニングと言っても過言ではないくらい有名な一冊。
トレーニングが6部位しかないので迷わない、ルーティン化しやすいというのが私のおすすめポイントです。
トレーニングの一覧は、当サイトでも紹介しています。
もちろん、本気で変わりたい人は環境を変えるとスムーズに習慣を変えられるため、ジムに入会する自室にトレーニング環境を作る、などもとてもおすすめです。
本書の内容を通じて、あなたの生活が少しでも楽しくなることを祈っています。
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