様々な情報が行き交う現代では、仕事も高度化し、それに伴い人間関係も荒みがち。
当然私達にかかるストレスのレベルも上がっています。
こんな時代だからこそ、セルフケアというものがとても重要で、そのセルフケアに対して私は「銭湯」を推したいと考えています。
この記事ではなぜストレスへのケアとして「銭湯」がおすすめなのかを書いていきます。
ストレスがマッハのそこのあなた、ぜひ銭湯に行こう!
「気持ちいい」が無限に流れ込んでくる
銭湯の何が良いかといえば、とにかく気持ちいいことです。
これはもう本能的なものだと思いますが、とにかく気持ちいい。
他のどんな心配事を抱えていても、脳内にどんどん「気持ちいい」という思いが流れ込んできて心配事が霞みます。
自分でまた悩みの方に向かおうとしても、たどり着けないという面白い状態になります。
(五条先生の無量空処もこんな感じなのかなぁ…)とかくだらないことを考えたりしながら浸かります。
そんなわけで、少なくとも銭湯にいる時間は嫌な気持ちを感じなくて済みます。
面白いのは、その嫌な気持ちがない状態は、銭湯を出た後も続くということです。
銭湯は気持ちがいい故に、悪い思考がループするときのブレーキになってくれるのです。
こう書くとちょっとジャンキーみたいな感じだなぁ
気持ちいいまま寝てしまおう
風呂上がり、とても気持ちがいいと思います。
この気持ちよさを持ったまま、美味しいものを食べましょう。
そして気持ちよさにぼやーんとした状態のまま、さっさと寝てしまいます。
頭の中のぐるぐる思考も止まっているし、体は適度に疲れているし、気持ちは和らいでるので、よく寝れるはずです。
よく寝ること自体もセルフケアのひとつなので、銭湯はダブルにお得と言えそうです。
健康に良いかどうかは無視する
ところで、長湯は体によくありません。
(私がよく読む記事:『入浴からくる不養生』清野鍼灸整骨院HPから)
サウナも健康上は決して良くないという医者もいます。
確かに普通ではない温度にカラダを晒すことになるので、やりすぎれば良くないのは当然な気もします。
しかし、体に良いことだけをする人生は味気ないと思いませんか。
それに何よりもあなたはストレスを感じていて、緊急事態なのです。
これをどうにかしてあげるために浸かる銭湯で、健康に悪いから早く出ようなどと考えるのはむしろ逆効果だと私は思います。
大丈夫です。
あなたが気持ちいいと思える範囲でのお風呂は、そんなにすぐ不健康や体調不良につながることはありません。
大切なことは、自分をケアしてあげる意識と、体調が変な時は方法を変えることです。
銭湯だって万人に合うものではありません。
合わなければ他のセルフケアを探してあげましょう。
何事も自分で色々試してみることが大切ですよね
まとめ:銭湯で自分を甘やかそう
現代のような資本主義が隅々まで行き渡って、全てが金に換算されて資本家に富が集中する世界においては、個人の努力でストレスから逃れるのは容易なことではありません。
ましてや結婚している、子どもがいる、など自分だけの生活費を稼げば良いわけではない場合には、その分負担が増えます。
収入の良い仕事に就く必要があるため、当然求められる業務の量・質は高まるでしょう。
はっきり言っておかしな世の中ですが、ストレスが掛かるとついつい本質的ではないことに怒りが向いてしまうものです。
本当に必要なことは、立ち止まってどういうプランが自分に適しているかを検討し、関係者と調整をしていくことですが、そのためには冷静でいなくてはなりません。
冷静になる切っ掛けの1つに「銭湯」があると、私は思っています。
別になんでもいいんです。
とにかく一度自分を甘やかして、ストレスによる歪みから離れる。
こうすることによって冷静さを取り戻し、自分の現状認識、今後の展開検討を図ることができます。
ということで、ぜひ皆さんも自分を全力で甘やかしましょう。
そしてその方法の一つとして、銭湯は安く、手軽で、バリエーションもあってとてもおすすめです。
他のおすすめはこちらも。
まんしゅうきつこさんの『湯游ワンダーランド』(まんしゅうきつこ、扶桑社)を読むと、つい銭湯に行きたくなります。なんかうまく行かないあなた、ひょっとしたら悪いものが憑いてる可能性もあります…お風呂に入りましょう。
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